子供の頃から、一度気になると徹底的にこだわってしまう性格でした。友達と遊ぶ時も、脱ぎ捨てられた靴や道具が散らかっているのが我慢できず、自分の物だけでなく周りの人の物まで綺麗に揃えてしまうような子供でした。
この「細部へのこだわり」は、今の仕事にも直結しています。
例えば、現場でのケーブルの巻き方。敷設場所に合わせて最も美しく、かつ安全に巻く。一見地味な作業ですが、その美しさが現場の安全と信頼を支えています。今では「ケーブル巻きなら岡田」と自負しており、後輩たちにもその技術と精神を伝えています。
就職活動をしていた当時の私は、実はこれといった目標がなく「自分は何をしたいんだろう」と悩んでいました。そんな時に参加した合同説明会で出会ったのがウエストヒルです。
「出張が多くて、色々な場所に行けるのが楽しいよ」「他のどこもやっていない特殊な仕事なんだ」。社員の方々が語る言葉はどれも新鮮で、社会の役に立っているという誇りに満ちていました。
「働くなら、自分も誰かの役に立ちたい」。その素直な想いが、未知の世界へ飛び込む勇気をくれました。
私の主な仕事は、溶接後の金属に対して行う「応力除去(熱処理)」です。溶接されたばかりの金属には、目に見えない大きな「歪み(ストレス)」が溜まっており、そのままでは割れてしまう危険があります。
私たちは熱を加えることでそのストレスを解きほぐし、金属を本来の強さに戻します。いわば、巨大なインフラ設備の「マッサージ師」のような役割です。
中学生が見ても「なるほど、それで安全が守られているんだ」と納得してもらえるような、社会の基盤を支える重要な技術です。
私にとって最大の壁となったのは、採用活動の一環として「学生の前で会社説明をする」というミッションでした。
もともと人前に出るのが苦手で人見知りなため、最初は「自分にできるわけがない」と逃げ出したくなる気持ちもありました。
しかし、自分がウエストヒルで得た「仕事の楽しさ」や「誇り」を、かつての自分と同じように迷っている学生たちに届けたい——
その一心で、挑戦することを決めました。
挑戦の最中、私を支えてくれたのは「チーム・ウエストヒル」の絆でした。
練習では上司や同僚が何度も話を聞いて具体的なアドバイスをくれました。また、私が採用イベントで現場を空ける時は、メンバーが「岡田の分も頑張るから、学生さんにしっかり伝えてこい!」と快く送り出してくれます。
さらに技術部のメンバーも「どうすれば学生の記憶に残るか」を一緒に考えてくれるなど、会社全体の後押しがあったからこそ、私は安心して舞台に立つことができました。
必死に練習し、場数を踏んでいくうちに、不思議とあんなに苦手だった人前での話に慣れていく自分がいました。
今では、学生さんの目を見て、自分の言葉でウエストヒルの魅力を語れるまでに成長しました。「岡田さんの話を聞いて、この仕事に興味を持ちました」という言葉をもらえた時、自分の中に確かな自信が芽生えました。
技術を磨くだけでなく、人と繋がり、想いを伝えることの喜び。
この挑戦が、私の職人としての、そして社会人としての視座を大きく広げてくれました。
熱処理という仕事も、採用という挑戦も、最初は「自分にできるかな?」という不安から始まりました。
でも、ウエストヒルは「まずはやってみる」という気持ちを、チーム全員で守り、育ててくれる場所です。
「特殊な世界だから難しそう」と思うかもしれませんが、やってみなければ分からない面白さがここにはあります。
不器用でも、人見知りでも大丈夫。あなたの「こだわり」を武器に変えて、一緒に新しい景色を見に行きませんか?
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